考え込む女性

知っておこう!アフターピルの基礎知識

アフターピルとは避妊に失敗してしまった時に、やむを得ず緊急的に避妊を行う為のピルです。もしもの時に、焦ってパニックになってしまわないよう、アフターピルについての正しい知識を身につけておきましょう。

アフターピルってどんな薬?

ピルという言葉は、妊娠しないための飲むものだという認識はありますが、アフターピルを知らないという人も多くいます。
アフターピルは、避妊の失敗や望まない性行為によって妊娠してしまう可能性があるとき、そのリスクを減らすための薬です。薬の種類によって多少の違いはありますが、性交渉から72時間以内に服用しなければ効果は激減してしまいます。性交渉からアフターピルを服用するまでの時間が短いほど効果が高いと言われており、12時間以内ならば約99.5%、24時間以内で98.5%、72時間以内で94%と、時間が経つにつれ妊娠する確率は上がって行きます。この数値を見ればわかるように、確実に避妊をする薬ではなく、妊娠する確率を下げるための薬です。そのため、性交渉のたびに使用するのはやめましょう。
モーニングアフターピルの成分は女性ホルモンが配合されているため、基本的には避妊用に使われたり、PMSや生理痛の軽減などに処方されることもある低用量ピルと違いはありません。しかし、低用量ピルと違い、アフターピルは中用量のものとなります。そのため、吐き気や嘔吐、頭痛などの副作用が低用量ピルよりも出やすく、服用後に生理不順を起こすこともあると言われています。女性ホルモンの量を急激に変化させて受精卵の着床を防ぎ、強制的に受精卵のベッドとなる子宮内膜を剥がすため、身体への負担が大きくなるためです。
モーニングアフターピルの認知度は低いため、全ての産婦人科などに置いてあるわけではありません。処方を希望する場合には、事前に連絡し、処方してもらえるかどうかの確認を行った方が良いでしょう。また、健康保険適用外のため、診療費と薬代で1万円程度かかります。